カスタマイズガイド

customize guide

ガレージづくりを進めていく中での
重要なポイントや商品の設定方法など
解決のためのヒントを集めました

ガレージ

ガレージの出入り口ドアと窓のデザイン

USスタイルの断熱グラスファイバードア ガレージの出入り口ドアにはUSスタイルの断熱グラスファイバードアを採用しております。 標準で断熱材が充填されるドアは断熱性能にも優れ、末長くご利用いただけるものをセレクトしました。   標準では内開き(アメリカのドアは内開きが基本です。防犯上内開きという話もありますね)になりますが、ガレージ内部のスペースを確保しないといけないという理由から、オプションで外開きのご希望にも対応しております。 採光窓はサンバーストがおすすめ ドアデザインは6パネルが標準仕様となっていますが、採光用の窓を設けるなどのカスタマイズも可能です。 私はガレージドアとセットの採光窓(サンバースト)にするのがおすすめです。   出入り口のマイナスオプションは出来ない たまにご質問いただくことがありますが、「出入り口ドア無くせば安くなりますか?」こちらについては、非対応オプションとなっております。   確かに標準搭載の部材を減らしマイナスオプションとさせていただく項目もあるのですが、出入り口についてはそれができません。   なぜなら万が一ガレージドアが故障し開かなくなってしまった際は、手動で開閉できるのですが、屋外側からは開けることができません。 そのため出入り口ドアがないとガレージ内に入ることができないため、非対応とさせていただいております。   ちなみにプラスオプションで人の出入りができる窓を設け、屋外側からも開閉ができるようなものをお選びいただいた場合には、出入り口ドアのマイナスオプションも可能です。
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オプション

外装

ガレージ

外壁のメンテナンス -樹脂サイディング-

ほとんどノーメンテナンスの外壁材 Master’s Garageが採用するバイナルサイディングは優れた耐久性があり、樹脂自体にカラーが練り込まれた素材は塗装では比較にならないほどの持久力を持っています。   特徴としては外装材の内外に圧力差が発生しない構造のため、圧力差による雨水の侵入が抑えられ半永久的にその効力が持続します。   また、もうひとつの大きな特徴としてノンシーリング工法であることが挙げられます。 一般的に外壁材のメンテナンスとは外壁材の寿命よりも先に防水シーリングの劣化による補修が必要になります。     つまりノンシーリングということは、ほぼノーメンテで何年もご利用いただけるということを意味しています。   また塗装のように剥げる事がない為、塗り替えは不要です。 もし傷や破損が生じた場合、その部分だけ張り替え交換できる事も魅力です。 唯一のメンテナンス 唯一のメンテナンスとしては、花粉や黄砂などで外壁材にも汚れがつきます。   汚れがついているからといって、耐久性が落ちるわけではありませんが、気になる方は雑巾などで水拭きをしていただければ、施工当時の美しさが復活します。     交換時期については、外壁材というより建物にも使われている透湿防水シートの寿命が一つの交換目安になるでしょうか。   外壁材は性能・耐久性ともに本当に優れていますが、その寿命よりも先に壁の下にある透湿防湿シートの寿命がくると考えられます。
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ガレージの性能

メンテナンス

外装

ガレージ

ガレージ屋根の形状について

切妻屋根は最もポピュラーな形状 Master’s Garageが採用する屋根の標準形状は切妻屋根になります。   切妻屋根(きりづまやね)とは住宅の屋根としても最もポピュラーな屋根形状で、2方向に勾配を付け三角形なディティールが特徴です。   三角形の壁部分を妻壁と呼び、Master’s Garageのオプションでも採光窓や換気ガラリを取り付ける部分になります。 この屋根形状はトラス工法を使い構成されています。 トラス構造の特徴とは 「トラス」とは、構造体骨組の一種で、部材をピン接合して三角形を構成した骨組のこと。 この特徴がそのまま屋根の形状に現れている理にかなった形状と言えます。   最大のメリットはトラス構造の特徴をそのまま生かし、左右対称のシンメトリーな形状は非常に安定し構造的に有利でかつ、シンプルな構造故雨漏りのリスクも大幅に軽減します。またコストパフォーマンスにも優れてているというのだから文句の付け所がありません。   しかし、ガレージを建築するロケーションというのは選べないことも多いのが実態。   落雪を考慮したり、さまざまな事情により標準の切妻壁が選べないケースもございます。そんなときはオプションで片流れ屋根に変更することも可能です。   オプションの片流れ屋根に変更も可能 片流れ屋根とは一方向だけに勾配のある屋根形状のことです。 アシンメトリーな構造になるため、トラスを構成する部材には多少のサイズアップも必要になります。     それでも三角形の形状は保たれるので揺れには強く、またこのディティールを好んで選ぶオーナーも多くいらっしゃいます。 屋根形状は切妻同様にシンプルで防水上の欠陥を防ぎやすいのが特徴です。
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オプション

ガレージの性能

外装

ガレージ

ロフトで収納力を格段にアップ!

小屋裏にロフトスペースのオプション ガレージ内部の収納力を抜群に上げる選択として、小屋裏にロフトスペースを設ける方法もオプションとしてご用意しております。 コストと相談 標準の切妻屋根のトラス構造の一部をくり抜きそこに空間を設けるのですが、このような小屋組をアティックトラスと呼ばれています。 ただし構造的に有利なトラス構造体を一部取り除いていることから、構造体として不利になりがちな特徴があり、これを補うためにトラスを構成する部材のサイズアップは必須でコストアップになることはご理解ください。   しかしガレージというのは目的のために建築するもの。 あとでやっぱり欲しかったとなっても変えられるものではありません。  ライフスタイルをよく考え、必要の可否をご検討ください。 アイディア次第で使い方はいろいろ ここでロフトスペースの使い方のご紹介。 ロフトは収納するだけの空間にとどまらず、居室として利用されるオーナー様もいらっしゃいます。 お友達が泊まりに来た時はその場所に案内したり、奥様に内緒の部屋としてオーナーの趣味が全開のお部屋にしたり。使い方は様々ですね。 どうやって昇降する? 昇降機の質問をよくいただきますが、私たちは3つのオプションをご用意しております。   ①ハシゴを設置 ハシゴであればスペースを取らずに設置が可能なので、ガレージスペースを限りなく削ることなくご利用いただけます。   ②階段を設置 ハシゴとは違い大きな設置スペースを必要とするのがデメリットですが、両手に荷物を持ったままでも昇降できるのは階段だけでしょう。   ③何も設置しない どうやってロフトスペースに??と疑問に思われるかもしれませんが、何も固定した昇降器具を使わなくても脚立を使えばロフトへのアクセスは可能です。   また固定していないことから邪魔になる時は取り外してしまうことができるのが最大のメリット。たまにしか使わない物の収納であれば脚立で十分。という考え方も選択のひとつですね。
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オプション

ガレージ

ガレージの顔は ドアの色選びで決まる!

4色のガレージドアカラー ガレージドアのカラー選びは全体のバランスを決める大事な要素のひとつ。 ガレージの顔とも言えるフロント面の印象が左右されるのですから、妥協できませんよね。   標準の色はホワイト。 オプションではアーモンド・サンドストーン・ブラウンと、計4色からお選び頂くことが可能です。   ホワイト アーモンド サンドストーン ブラウン 自分好みのオリジナルカラーに スタンダードのホワイトはどの外壁材にも合うので1番の人気カラーとなりますが、ライトカラーの壁にはホワイト以外にもアーモンドなどの淡い色合いを合わせると北欧風な優しい雰囲気になります。   またダークカラーの壁にはサンドストーンやブラウンカラーのシャッターを組み合わせると一際目立つエレガントな雰囲気をつくることが出来ます。   外壁材とガレージドアの色だけで、他にはないオリジナルの雰囲気が作れるので、色選びも楽しめます。   ホワイト ブラウン
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オプション

外装

ガレージ

オーバースライドドアと巻き上げシャッターの違い

聞き馴染みのあるシャッター 日本ではガレージドアというよりは、シャッターといった方が聞き馴染みがあるかもしれませんが、正確には開閉時にガラガラ音を立てて、巻き上げるタイプのものが「シャッター」になります。 日本の車庫のほとんどは巻上げ式シャッターを採用しているため、その印象が強いようですね。   ですが実は北米では「巻き上げ式シャッター」が使われることは少なく、そのほとんどが「オーバースライドドア」となっております。 Master’s Garageでも採用されているこのドアの特徴とシャッターとの違いを説明したいと思います。   どちらにも電動・手動のセレクトはあるのでそこは省きますが、まずは「オーバースライドドア」の仕組みを知らない方も多いと思うので、こちらの説明からしていきます。 オーバースライダードアの良さ 「オーバースライドドア」とはドアパネルを巻き上げることなく、天井に沿わしたレールにそのままスライドさせて格納します。   メリットは巻き上げを行わないので金属同士の擦れなどもなく、開閉時の音が大変静かです。 真夜中に帰宅してガレージドアを開閉させても、ご近所迷惑になることは少ないでしょう。 そして開閉スピードも早いため、道路で立ち往生することなくスムーズに帰宅できます。   また強風にも強くどんな抵抗でもスムーズな開閉パフォーマンスを発揮します。 もともと手動だったものを電動に変えることも容易で、細かいパーツが露出し、簡単に交換が行えることから、さすがDIYの国アメリカを感じる作りですね。     さらには、Master’s Garageが採用しているガレージドアには、パネル部分に断熱材が充填されているため、ガレージ内の断熱性を下げません。 そして何よりデザインがアメリカンでクールです。これがあるだけでその場の雰囲気をグッと持ち上げてくれますね。   デメリットは天井下部にドアが覆いかぶさる形となるため天井につけた照明器具などが、ドアオープン中は遮蔽されてしまうので、照明計画に工夫が必要になります。   続いて、巻き上げシャッターのメリットですが、ドア部分が全て真上のボックスの中に収納されるため、ガレージの天井下部が常にオープンとなっております。   そしてアメリカンガレージドアのデザインが苦手な方には、無機質でモダンな印象の巻き上げ式が好まれるかもしれません。 「オーバースライドドア」にもシンプルなパターンはありますが、当社では取り扱いがありません。 それ以外は「オーバースライドドア」には及びません。 少し贔屓が入ってる…笑? 充実した機能 Master’s Garageのガレージドアには、セーフティー機能も充実しています。   赤外線の障害物探査システムが標準装備されており、ガレージドアが障害物を検知した時に開閉が止まる仕組みになっているので、お子様や車などを傷つけることなく安心してご使用いただけます。   またMaster’s Garageが採用する電動オープナー(ガレージドアを電動開閉にするモーター)にはスマホ連携でさまざまな機能がついてきます。 自宅外にいてもガレージドアを開閉させたり、高画質録画カメラが付いていたり、myQ と Amazon Key を接続させる事でAmazon の荷物や食料品をガレージ内に便利かつ安全に配送してもらう事が出来ます。   ▽Youtube https://www.youtube.com/watch?v=L2424vj__T0 配達物をガレージの中で受け取る https://www.youtube.com/watch?v=1juvZNR1rbs 安全かつ簡単な食料品配達
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内装

外装

設備

ガレージ

用途に合わせたガレージサイズ

ガレージのサイズ選び ガレージの計画で最も頭を悩ませるのがサイズ選び。 狭い敷地があれば単純に建てられるMAXのサイズをご希望されることもありますが、広い敷地では、本当に必要なサイズ感を選ぶのはなかなか難しいものです。   そこで私たちは、実際の使用感を考慮したサイズのご提案をおすすめしています。   まずは入庫するお車やバイクの台数の決定。 次に車からの乗り降りや荷物の出し入れ、駐車のしやすさの検討をすること。       例えば車の両側から人の乗り降りと荷物の出し入れを考慮するなら、車両の全幅+140cm程度の余裕をもつことをおすすめします。 車の片側からの乗り降りだけをお考えの場合は、最低でも全幅+100cm程度(乗車側70㎝、反対側30㎝)など。 お車の後ろにタイヤを置くことを考えたい場合は、タイヤのサイズや使用予定のタイヤラックを考慮します。 さらにはトランクルームも使用するなら、車両サイズに加えて最低でも全長+100cmは確保したいところです。 将来を見据えたサイズ選びで 自分好みのガレージに! ガレージの使い方はオーナー様ごと様々。 車やバイクだけでなく、趣味として釣り道具を置いたり、キャンプ道具を収納したり、第二の書斎としても利用する事が出来ます。 ガレージに置きたい荷物を事前にリストアップしておくことによって、ガレージのサイズ選びが変わってきますね。     「ガレージに収納したいものが入らない」なんてことのないよう、ガレージのある生活をご家族の皆さんで事前にイメージしてもらいたいと思います。   さらに、ここで絶対に忘れてはいけないのが、現在使用している車両サイズだけを考えるのではなく、将来的に買い替え、車の数が増える可能性など、今後のライフスタイルや家族構成の変化などもしっかり考慮して末永く使用できるガレージを計画していきましょう。       軽自動車 メーカー / 車種全長全幅全高ホンダ / N-BOX3,395mm1,475mm1,815mmスズキ / ワゴンR3,395mm1,475mm1,660mmダイハツ / ムーヴ3,395mm1,475mm1,675mm   セダン メーカー / 車種全長全幅全高トヨタ / カローラ4,630mm1,780mm1,435mm日産 / スカイライン 4,895mm1,840mm1,440mmスバル / レガシィ4,825mm1,840mm1,500mm    SUV メーカー / 車種全長全幅全高トヨタ / ランドクルーザー4,990mm1,980mm1,945mm日産 / エクストレイル4,690mm1,820mm1,740mm スバル / フォレスター4,625mm1,815mm1,730mm三菱 / アウトランダー4,695mm1,800mm1,710mm マツダ / CX-54,550mm1,840mm1,680mmスズキ / ジムニー3,645mm1,645mm1,725mm    ミニバン メーカー / 車種全長全幅全高トヨタ / アルファード4,935mm1,850mm1,935mmホンダ / オデッセイ4,830mm1,820mm1,690mm日産 / エルグランド4,930mm1,850mm1,850mm三菱 / デリカD:54,695mm1,800mm1,825mm BMW / 3シリーズ3,395mm1,475mm1,700mm   外車 メーカー / 車種全長全幅全高BMW / 3シリーズ4,709mm1,827mm1,440mmフォード / エクスプローラー5,050mm2,004mm1,783mmフォード / マスタング 4,783mm1,915mm1,394mmフォルクスワーゲン / ゴルフ 4,258mm1,799mm1,452mmメルセデスベンツ / Eクラス4,923mm1,852mm1,468mm シボレー / コルベット 4,630mm1,933mm1,234mm
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ガレージの性能

ガレージ

ハイパフォーマンスの外壁材『バイナルサイディング』

バイナルサイディングとは? Master’s Garageが標準採用する外壁材はバイナルサイディング(樹脂サイディング)と呼ばれる樹脂素材の外壁です。 「樹脂」と聞くと耐久性が心配になる方も多くいらっしゃると思いますが、こちらは良い意味で期待を裏切る素材となっております。 まずは驚くほど耐久性に優れた素材で、色褪せや割れなどの劣化はほとんど起こらず、いつまでも施工当時の雰囲気を演出します。 メンテナンスといえば濡れた布などで拭き上げていただく程度で大丈夫です。   最近では日本も樹脂サッシを使ったお家が一般的ですね。 それほど現在の技術は進んでいることがうかがえます。   多彩なカラーバリエーション 丁寧にペイントされた木製サイディングのテクスチャーを、樹脂サイディングならば再現する事が出来ます。 本物のような質感とは少し違いがありますが、この雰囲気がTHE US感を演出してくれるから不思議。 見た目の印象は高級感とも違い、チープで可愛らしいのにクールな印象を作ります。   カラーはライトカラーとダークカラーを合わせて30種類ほどバリエーションがあるので、お客様の住宅のお色に近いガレージを建てる事も可能です。 取り扱いブランドが輸入状況により変化することもござますが、基本的にはデザインのパターンはどこのメーカーも同じなので、ご安心ください。   ライトカラー 淡いカラーの配色はUSのポップな印象を引き立てる美しい外観です。 印象とは裏腹に強固の厚さとオリジナルの樹脂素材で耐久力と色を保持してくれます。   ダークカラー 深く、半永久的な色によって永遠でエレガントなスタイルを表現します。 最も高品質顔料を使用し、傷にも強固です。古典的な色は際立ち、廻りの建物と比べて一際目立ちます。色褪せしない特殊技術で色を保つ事ができます。 外壁のメンテナンス不要な樹脂素材 そして私が最も注目する特徴はノンシーリング工法であること。 一般的に外壁材のメンテナンスとは外壁材の寿命よりも先に防水シーリングの劣化による補修が必要になります。   つまりノンシーリングということは、ほぼノーメンテで何年もご利用いただけるということを意味しています。 気候変化にも対応!樹脂素材の優れた排水方法と外壁材の固定技術 樹脂素材であることで気候により素材の伸び縮みが発生します。 外壁材の固定にはルーズ穴を利用した固定方法になるので、常に外壁材が動いている状態になります。 そのことからシールを使った防水方法ではない排水方法が採用されているわけですが、これが本当に素晴らしいです。 見た目の好みはもちろんございますが、気に入っていただける方ならこれ以上ない仕上げ材となっております。   バイナルサイディングは錆びにも強い バイナルサイディングの特徴はやはり沿岸部の潮風にも強いということです。 鉄製は錆びの問題がつきまといますが、バイナルサイディングなら全く気にする必要がございません   
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外装

ガレージ

木製ガレージとスチール製ガレージはどちらが優秀??

どちらを選べばいいの? こんな疑問をいただいているオーナー様はたくさんいらっしゃいます。  どちらにもそれぞれの特性があり、優劣のつけれるものではありませんが、それぞれの構造の特徴を理解しておくと、ご自身の理想のガレージに出会えるかもしれません。 スチール製ガレージの特徴 まずはスチールガレージの特徴から。国内大手ガレージメーカーのほとんどが採用している工法です。 数は少ないですがアメリカン輸入ガレージでもスチール製の販売がありますね。   メリットとしてはなんといっても鉄性なので剛性が強く、ガレージのように柱のない広間を作るのには最適な構造です。   さらにシロアリ被害や湿気による腐れが見られず長期的な建物の維持管理がしやすいことも特徴です。工場で規格化された部材は現場で組み立てるだけと、工期短縮が可能なのも大きなメリットですね。 スチール製ガレージのデメリット デメリットは、カスタマイズ性の低さが挙げられます。昔と違って最新のガレージライフは車を駐車するだけにとどまらず、真夏や真冬でもガレージ内では快適に車いじりに時間を費やしたり、DIYで好みのインテリアに仕上げたり、ときには仲間と酒を酌み交わし愛車談義に花を咲かせたりと、居室としての役割も求められるようになってきました。   断熱工事ができたら真夏でも快適に!と思うことがあっても、スチールガレージではカスタマイズに大きな費用がかかります。(一度室内側にもう一度壁を設け断熱工事をするなど)そして棚ひとつ取り付けるにも、下地が鉄というのはなかなか骨が折れる作業になってきます。   そしてコストの問題も気になるところ。やはりスチール製は木製よりも1.5倍ほどコストがかかってしまうんですね。近年部材の単価が値上がりを続けているので、こうしたところの影響は大きいでしょう。   雪が多い地域には不向き?! アメリカンスチールガレージについては、上記の特徴のほかに大きなデメリットが存在します。それは屋根・壁の排水方法。基本的にこの手のガレージの多くはアメリカのカラッとした天候の暖かい地域が多いです。   つまり雪が降ることを想定していない構造なんですね。アメリカンスチールガレージの屋根・壁は一枚一枚のパネルを引っ掛けながら取り付けられています。   そこには溝があり、雨が降るとその溝を通って雨が前後に排水されます。しかし雪が降るとこの溝が凍りつきドレン機能を低下させ、最悪の場合室内側に雨水が滲み出てきてしまいます。雨から守るためにガレージに入れた愛車を雨漏りで濡らしてしまっては本末転倒ですね。 木製ガレージの特徴 ここからは木製ガレージの特徴をお話ししていきます。 木製と言っても実はいくつかの工法があるのをご存知ですが、一般的に日本の住宅などで採用されているのが「在来工法」といわれるものです。   これは柱と梁で構成された木組の構造になりますが、Master’s Garageが採用しているのはツーバイフォー工法と言われる、北米で多く採用されている構造になります。 日本でも大手ハウスメーカーや輸入住宅が採用しているのも見かけますね。これは壁パネルで構成していく構造で、耐震性や気密性に優れた特徴があります。   ただし住宅においては間取りの自由度が限られるので在来工法の方がスタンダートなんだと思います。   さらに小屋組の構造は「トラス工法」を採用しております。こちらは木造の体育館や倉庫など大型木造建築に多く見られる構造になります。 木製ガレージのメリット さて、気になるメリットとデメリットをご紹介していきましょう。   スチールガレージとの対比の話だからということはないですが、メリットはスチールガレージのデメリットに強いことが挙がられます。   まずは断熱工事が低コストでかつ簡単に行えます。季節に関係なく快適な環境はやはり魅力的ですね。 ヴィンテージの乗り物を保管する際には、エアコンや除湿器を活用される方もいらっしゃいますが、建物の環境が良くなければそれらの機械設備も役割を果たしません。 大切なお車を守るのは意外と大事なことなんです。   さらに、お車に良いことは人間にとっても良いこと!外部の環境に左右されることなく過ごせる空間なんて本当に素敵ですよね。 家庭用のDIYツールがあれば、棚をつけたりフックをつけたりと、木が相手なら簡単に行えます。 木製ガレージのデメリットは...? そして気になるデメリットは、スチールガレージのメリット部分が補えないと思われる方も多いかもしれませんが、決してそのようなことはございません。   先ほどご紹介したように、ツーバイフォーとトラス工法を使った工法であることがこの差を縮めました。 建物の耐震性はツーバイフォー工法がきっちりカバーし、大型倉庫にも使われるトラス工法が柱のない大空間を実現しました。     そして標準採用している外壁材のバイナルサイディングはノンシーリング工法で耐久性も抜群なので、ノーメンテで何年もご利用いただけます。(一般的に外壁材のメンテは外壁材の寿命よりも先にシーリングの劣化による補修が必要になります) 沿岸部では鉄は錆びますが、バイナルサイディングであれば全く気にする必要がございません。   さらには気になるシロアリ被害については住宅のように気にする必要がありません。 当社施工のガレージには基礎の立ち上げを必ず設け、その部分は常に露出した環境です。 被害を受けにくい環境であることはもちろんですが、もし問題があれば早期発見ができるので、深刻な問題に発展することはありません。   代表的な特徴をご紹介しましたが、正直デメリットがあまりに少ないガレージだと思われます。 他にも気になることがなんなりとご質問ください。
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ガレージの性能

メンテナンス

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